創造の城とふるさとの河
富山のふるさとに関する事、謎や神秘、真実の追求
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神通川について
神通川は自分が生まれ育った場所のすぐ横を流れる、とても思い出深い川である。
神が通る川。
この神秘的なひびきを持つ名の川に、ふりかえれば生まれてから何かずっと見守っていただいているような気がする。
この川のことを今更ながらに、少し調べてみようと思い立ち、記事を書いてみた。

神通川は、岐阜県飛騨高地にある川上岳(かおれだけ・1626m)(文献によっては位山(くらいやま・1529m)ともある)を源流とし、岐阜県高山を通り、富山県のほぼ中央を北流し富山湾へと注ぐ広大な川である。
富山7大河川の一つであり、富山県に5つある1級河川の一つ。
※富山の7大河川=小矢部川、庄川、神通川、常願寺川、早月川、片貝川、黒部川
※富山の1級河川=小矢部川、庄川、神通川、常願寺川、黒部川



富山湾から遡って行ってみよう。
富山市草島にある富山港の赤灯台を右岸に、ゆったりと中へ入っていき、しばらく南に行くと、先ず富山大橋のすぐ南、鵯島(ひよどりじま)で南西へ井田川(支流)に分かれる。
(井田川の源流は岐阜県飛騨市河合町山中の白子峠)
さらに南へ行くと有沢橋と婦中大橋の中間、布瀬町で南東へ熊野川(支流)に分かれる。
(熊野川の源流は富山県富山市有峰の西笠山)
そして富山空港を飲み込むようにそのすぐ西脇を流れ、中神通、西神通の中洲地帯を迂回し、笹津でJR高山本線、国道41号線と一緒になり、共に狭く深い山間部へと入っていく。
笹津橋から南へおよそ20kmにわたる神通川の渓谷を神通峡(県定公園)といい、富山有数の絶景の名所である。
庵谷では川は山地をぐるっと迂回し美しい片路峡(かたじきょう)を作りだしている。



川はやがて富山と岐阜県境の猪谷(いのたに)まで来ると、南西へ向かう宮川(本流)と南東へ向かう高原川(支流)に二股に分かれる。神通川はここで宮川に名前を変える。

高原川の方は本流から別れた後、国道41号線と一緒に南東の神岡方面へ入っていく。いわゆる昔の越中東街道である。
高原川はその後支流の跡津川と別れ、神岡市街地、船津で南西に向かう41号線、山田川と分かれる。
川はそのまま南東へ遡って双六川と別れた後、奥飛騨に入り、さらに蒲田川と別れ平湯を通り、やがて源流の乗鞍岳に行き着く。
なお高原川は源流から蒲田川の合流地点までを別名平湯川(ひらゆがわ)とも言う。

さて本流の宮川は、猪谷で神通川から名を変えた後、一旦国道41号線とは別れ、高山本線、国道360号線と一緒に南西の宮川町方面へと入っていく。いわゆる昔の越中西街道である。
やがて、さらに西へ向かう支流の小鳥川、360号線と別れ、高山本線と共に今度は南へ方向を変えて進む。
そして山地を抜け、古川国府盆地に出る。
宮川はここで、一時高原川と一緒に東へ行っていた国道41号線と再び出会う。
宮川、高山本線、国道41号線の三者はそのまま仲良く南へと進み、古川町を通り、高山にたどり着く。

高山を流れる宮川は穏やかだ。
飛騨高地から激しく下ってきた川が、ここでひと休みし、時折り羽を休めに降りてくるサギや鯉たちと一緒に朝市や古い町並みを楽しんでいるかのよう。
(実は高山は昔から好きでよく行っていたのだが、地元の神通川と高山の宮川が同じ川だったということを知ったのは、なんとつい最近。なんとも恥ずかしいかぎりである。)

高山を出てさらに南へ遡り、飛騨一ノ宮、水無(みなし)神社の所で、ついに宮川は高山本線、国道41号線の両者とお別れをし、ひとり南西へと向かう。
そして飛騨高地を登り、やがて自分の生まれ故郷である川上岳、位山へとたどり着くのである。






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